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「アンチ」という生き方。
マルセル・デュシャン、ルーリード、レイ・ディビス、ジム・モリスン、松本人志…。幾年を経ても、未だ色褪せ ることなく、僕らを魅了して止まない、アンチ・ヒーローたち。賛否両論はあるものの、「アンチ」であり続ける ことが、ある種の人間としての魅力を作り出していることは確かだ。そんな僕らのアンチ・ヒーローの生き方を特集する。
「アンチ」という生き方。
衝撃のレディメイド作品「泉」で有名なマルセ ル・デュシャン。絵を描いたり、彫刻を作って ナンボの世界であった当時の美術界におい て、「何も作らない」で、しかも、不道徳な既製 品の男性用便器を美術展(無審査のニューヨーク・アンデパンダン展)に展示しようとした のだから、当時の衝撃は相当なものだった。
実際、デュシャンのその行動は多くの有識者たちの怒りを買ったという。

実はそのとき彼は、その美術展の 展示委員をやっていたという。 彼は展示委員の立場でありながら、 「男性用便器」という不道徳なものを 美術館に展示しようとしたのだ。 そんな彼の反体制な生き様はまさに「アンチ」そのものだ。

「アンチ」という生き方。
伝説のバンド、ドアーズのジム・モリスンはまさに 「ニートのカリスマ」だ。彼の伝記を何度読み返し てみても、バイトをしたとか、自分で働いて金を 稼いだという記述がひとつもない。あるのは、「 軍のエリートであった、父親から金をくすねた。」 とか、そういう一節だけ。「エリートである父への 反発」とか、もっともらしい言葉でオブラートされ ているのだが、それはニートの言い分と全く同じ だ。

これはある意味、「ニート」という「アンチな生き方 」が決して間違いではない、ということを同時に示 している。何かと批判の多い「ニート」という生き 方も突き詰めれば、ものすごいものを作り出す可 能性がある、という典型例だ。

ビートルズ、ローリングストーンズ、フーに並ぶ、 英国四大バンドのひとつに数えられながら、それ ほど大々的に取り上げられないロックバンド「キ ンクス」の中心メンバー、レイ・ディビス。キンクス がそれほどフューチャーされない理由のひとつに 彼の「ひねくれた性格」があると言われている。 「You Really Got Me」という後世に残る、ロックン ロール・ナンバーを世に送り出したにもかかわら ず、早々とそのスタイルから脱却。60年代後期か ら70年代においては、当時流行した、ヒッピー独 特の長ったるい曲のスタイルを「長すぎる」と真っ 向から批判。当時の流行に合わない短めの曲を 出した。70年代後期にパンクが流行りだすと、「 パンクってどうなの?」とパンクを批判した曲をリ リース。その他にも、クリスマスを批判した曲や 金持ちを批判した曲などをリリースした。

そんな彼の根底にあるものはまさに「アンチ」。体 制的なものや流行ものに牙を剥く「アンチな生き 方」だ。

「アンチ」という生き方。
では「アンチ」とは一体何なのか。松本人志の 言葉を引用すれば、それは「常識から少しズラ した様。」である。松本人志によると、大衆の共通認 識である「常識」を踏まえた上で、そこから少し ズラした状態が最も笑いが生まれやすいのだ という。重要なことは、常識から「ズラす」 のであって、「ズレる」のではないということ。常 識を理解した上で、常識から少しズラ してみる。それが本物の「アンチ」の姿。
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