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肺活量がない人たちの最も代表的な特徴、それは
「風船を膨らませられない」ことだ。肺活量が旺盛な
人たちにとっては、にわかに信じがたいことだが、
世の中には、人生でまだ一度も風船を膨らませた
ことがないという人たちも少なからず存在する。彼
らには、風船の決して固くはないゴムを膨らませる
だけの肺活量がないのである。
そんな風船を膨らませるだけの肺活量がない人
たちの幼少時代は、まさに不遇そのものだった。
普通の子供なら誰もができた「風船遊び」を彼らは
一度も経験することができなかったのだ。彼らにで
きることと言えば、ただ、楽しそうに風船を膨らませ
て遊んでいる他の子供たちの姿を指をくわえて見
ていることだけだった。
そんな彼らの決して満たされることのなかった幼少
時代は、彼らのその後の人生に大きな影響を与え
る。彼らのような肺活量がなく、風船が膨らませら
れなかった人たちは、人生に大きな夢を描けない
人が多いと言われる。「夢」という大きな「風船」を
膨らませられないのだ。
そんな彼らは、大人になると、とてもひねくれた性
格になり、世の中を少し斜めから見るようになる。













